2006年のWindows XPノートの「DELL Inspiron 1501」の内蔵HDDをSSDへ換装してみました。
Windows7へはアップグレード済み
購入時のOSはWindows XP Home Edition SP2でしたが、Windows XPは2014年4月8日でサポート終了ということもあり、試しにWindows7へアップグレードしてみました。
併せてメモリ増設したこともあり、普通に動いたので、付属のOfficeを含めて使用しています。
Microsoft Office付属のノートPCに買い換えるとなると10万円くらいはかかってしまうので、動いてよかったです。
しかし遅くなる起動時間、試しにSSD換装してみた
内蔵HDDをSSDに換装してどのくらい快適になるのか分からないので、試しに余っていたSSDの「Intel X25-M 80GB SSD」に換装してみました。
Windows起動も約73秒→約36秒に短縮、Excel起動も約11秒→約1.5秒と、かなり「使える」状態になりました。
というわけで、改めて「SanDisk SSD Ultra Plus 128GB (SDSSDHP-128G-G25)」を購入しました。
SSDへの換装手順
手順としては、ノートPC(INSPIRON 1501)単体では行っておらず、他にデスクトップPC(メインPC)があって、そちらでシステムやデータの移し替えを行う前提となります。
今使っている環境をコピーしなくても前回の記事のように新しい空っぽのSSDにWindows7をクリーンインストールする方法もあります。
(2015/05/30追記)
コピーする環境が無いけどコピーをするなら「HDDクローン」ができる「HDDスタンド」を購入する方法があります。
<手順>
- まずはデスクトップPC(メインPC)の方に、「SSD」を接続。(SATAケーブルでマザーボードの空いているSATAポートに直接繋ぐか、SATA←→USB変換ケーブルなどが別途必要です。)
- 「コンピューター」右クリック→「管理(G)」で、「コンピューターの管理」を開く。
- 「記憶域」→「ディスクの管理」と開いていくと、「ディスクの初期化」が表示されるので、「MBR(マスターブートレコード)(M)」が選ばれたまま「OK」を押す。
- X25-Mに移行するときのバックアップデータがあったので、「Acronis True Image 2015」の「ディスクをリカバリ」でリストア(復元)します
- メインPCからSSDを取り外して、INSPIRON1501に入れ替えます。
- 電源を付けて、動作確認します。
動作確認、結果良好?
電源オン→自動ログオン→デスクトップ表示まで、約42秒。
「あ、あれ、X25-Mで測ったときの方が速かったような…!?Σ(゚ロ゚)o゙」
「Intel X25-M」は古い初期のSSDではあるものの、高速なSLCというチップです。
「SanDisk UltraII」はSLCより低速と言われるMLCだからなのかも知れません。
とはいえ、少なくとも体感ではHDDより速いので「誤差範囲」としても良いでしょう。(初期のSSDは寿命が短いものが多いので新しい物の方がお勧めです。)
前回のベンチマークは、HDD(HITACHI HTS541680J9)、SSD(Intel X25-M)ともに、バックアップ・リストア作業を行ったメインPC(SATA2ポート)で取ってしまいましたが、今回は実際に使用する「INSPIRON1501」で取りました。
もっと低い結果を想像していたのですが、なかなか良い数字が出ました…Σ(゚ロ゚)o゙
というか、INSPIRON1501って「SATA1(150MB/s)」だと思っていたのですが、結果を見ると「SATA2(300MB/s)」なのかも知れません。
512KBランダム「書込」がやや遅く出た気がします。(もう一度実行してもそんなに上がりませんでした)
むしろメインPCの「SATA3(600MB/s)」に繋いでベンチマークを取るのを忘れてしまいました。
まあ、その内…。
参考までにSATA3ポートに「SanDisk Ultra Plus 128GB SSD」を接続したときのベンチマーク結果です。
カタログスペックは、シーケンシャル読取530MB/s、シーケンシャル書込290MB/sです。
ベンチマークは、PC本体の性能だったり、裏でシステムが読み書きしていたりすると結果が大きく左右されますので、あくまでも参考までに。
コメント