NINTENDO 3DSのLRボタンを交換修理してみた

NINTENDO 3DS/2DS/DS
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NINTENDO 3DSのLRボタンを自分で交換してみました。

自前修理の記事となりますが、ゲーム機本体の自前修理をお勧めするわけではありません。
参考にしていただいた場合に、修理失敗したとしても責任は負いかねますのでご了承ください。

LRボタンの効きが悪い

次男坊の「NINTENDO 3DS(アイスホワイト)」のRボタンの効きはずっと悪かったのですが、Lボタンも効かなくなってしまいました。

今やっている「FFEX(;ファイナルファンタジーエクスプローラーズ)」なんかは、LボタンもRボタンも活用するようで、随分と遊びづらそうです。

とりあえず、自分の3DSに引っ越しさせて使っていたものの、LRボタンが効かない3DSは何とも使いづらいです。

 

Lボタン、Rボタンの隙間から「エアーダスター」で吹き付けたりすると調子がよくなる場合があるようですが、それでも改善しませんでした。

まずはメーカー修理を検討

当然の事ではあるものの、メーカー修理に出しましょう。

Lボタン、Rボタンの場合は、「ボタン、スライドパッドによる操作が正常にできない」という症状で、「2,777円~3,600円」程度のようです。

保証期間内で、通常利用による故障の場合、無償で修理出来る場合が多いので、まずは見積もりを取ってみるのをお勧めです。

保証期間外でも、見積もりは取ってみるのが良いと思います。

修理受付はサイトからオンライン申込みが出来ます。

修理品を送る場合に、事前に段ボールを送ってもらうことができます。

発送キットは「Newニンテンドー3DS/New3DS LL/3DS/3DS LL/DSi/DSi LL/DS Lite」に対応しているとのことです。

※「ニンテンドーDSシリーズ専用修理品発送キット」は2015年5月11日を以て終了したとの事です。

 

家電量販店とかだと修理を受け付けられない場合が多いですが、某ザらスさんでは修理受付をしてくれました(店舗によって違うかも知れないので注意)。

結局、自前修理することに

購入が2013年1月なので、もう無償で修理はできません。

というか、2014年4月に「どのゲームを刺しても認識されない!」という状態になってしまい、「メイン基盤交換」で8,500円(部品代5,500円+技術料3,000円)(5%税込8,925円)がかかっていました。

また修理に出したところで、3~5千円程度の出費になると思われ、修理代を合計すると新品とまではいかなくても、中古の3DSは購入できてしまいそうな金額になってしいます。

 

実は前回の修理の時に既にRボタンの効きが悪かったのですが、言い忘れていたので当然直ってもおらず、そもそもの修理代の大きさにショックを受けていたのでそのままに。

本体の外装も大分汚れてきているし、「修理に出すくらいなら綺麗でちゃんと動く中古品に買い替えた方がマシ!Σ(゚ロ゚)o゙」ということになったため、買い替えするつもりで、まず自前で修理してみることにしました。

 

自前で修理した場合、今後、メーカー修理は受けられなくなったり、中古として売ることも出来なくなったりするので、「修理に出すくらいなら中古買う!」とか「このままだったら捨てるしか無い!」とかいう状態で無いなら自前修理はやめましょう。

パーツの注文

3DS向けの「LRボタンフレキケーブル」を1,000円で注文。

この手の商品は、「純正部品」では無く「互換部品」であるため、ボタンのクリック感とかが変わってしまったり、左右で手ごたえが違ってしまったりする場合があります。

値段も品質もまちまち、という感じのようなので「そういうもの」だと思って注文するしか無いようです。

どこで、どのメーカーのを注文するのが良いか、というのも難しいところです。

いざ、分解・交換

自前修理は、何の知識も無く、「安くあげたい」という考えで行ってしまうと返って高く付く場合があります。
失敗したときに諦められるかどうか、よく考えましょう。

そもそも3DSを開ける必要があります。

特に静電気の時期。

電源をオフにする、バッテリーは最初にはずす、素手で作業はしない、鉄っぽいところに触ってなるべく放電しておく、などが必要です。

「バチッ」っとなってから慌てても遅いです。

 

分解については、「分解工房」さんが写真も大きくて分かりやすかったです。

「ボトムケース」のネジ9本がとにかく硬いです。しっかりサイズがあったプラスドライバーで、しっかり力をいれないと、すぐにネジ山がつぶれてしまいそうでした。

閉じる時にネジの位置が分からなくて「あれ、これどこのネジだ?」みたいになってしまうので、ちょくちょく写真を撮りながら開けていきます。

3ds-before

元々付いているLボタンと、注文したパーツを比較しながら入れ替えます。

l-button

Rボタンも比較しながら交換していきます。

r-button

コネクタ部を壊さないようにそっとはめ込みます。

フレキケーブルを切ってしまったりしないように注意します。

折り曲げのクセが付いていないので、ケースに挟み込んでしまわないように注意しながら閉じます。

3ds-after

動作チェック

蓋をしめて、ネジを締める前に動作チェックです。

トップメニューでLボタンかRボタンを押すと、カメラ機能が反応します。

今まで全然反応しなかったのに、しっかり反応するようになりました。

3ds-button-test

しっかりネジを締めて完了です。

 

トータル1,000円でL/Rボタンが動作するようになったので満足です。

コメント

  1. いくら出来ても、むずくないですか?…w

    • りなさん、コメントありがとうございます。

      トドメを刺してしまう場合もあるので、普段、機械モノを開けたりしていない方はやらない方がいいと思います(^-^;

      記事中にもありますが、部品も純正品では無いため、耐久性も疑問が残りますし、修理や中古に出せなくなります。

      今回は「既に修理代に8千円出してるし、更に3~5千円で修理するくいなら、いっそ買い直すよ!Σ(゚ロ゚)o゙」と思ったので、とりあえずその前にやってみた感じでした。

      まずはメーカー修理で見積もりを出してみることをお勧めします♪

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