メインPCでは、HDD(ハードディスク)の代わりにSSD(ソリッドステートディスク)を使っている。
SSDでは物理的な位置にアクセスに行かないので、実質断片化等がされず速度低下は少ないと言われているものの、ファイルの削除等を繰り返しているとパフィーマンス低下を招く模様。
それを回復してくれるのが、Windows7に実装されている「Trimコマンド」だそうです。
第2世代SSDと「Trimコマンド」について|HDD NAVI
http://hddnavi.jp/ssd/ssd_dai2sedai1.html
SSD性能低下とTrimの効き具合を大検証! |DOS/V POWER REPORT
Intel社製のはどんどん性能低下してTrimコマンドで性能復帰、Marvell社製のだとほとんど性能低下せずTrimコマンドを使っても特に変わらない、なんていう特性もある模様。
うちのメインPCにはIntelのX25-M 80GBを使用しているので、気付かない内に性能低下していたのかも知れない。
でも、このTrimコマンドとやらはWindows XPには用意されていない。
でもでも、Intelからは「Intel SSD Toolbox」という、Trimコマンドを発行するツールがあるとの事。
早速ダウンロードして試してみる事に。
Intel® Solid State Drive Toolbox|Intel ダウンロード・センター
ものの数十秒でインストールは完了。
まずは、ファームウェアの更新を選んでみたところ、IDEモードだと更新出来ないから「Intel Firmware Update Tool」を使えとの事。
ISO9660イメージファイルなので、Windows7でダウンロードしたisoファイルを右クリック、「ディスク イメージの書き込み」でCDに書き込む。
そのCDで起動してアップデート完了。
再度、Windows(XP)を起動してToolboxを使ったところ、ファームウェアの更新のところの「!」が消えました。
後は、「Intel SSD Optimizer」のボタンを押して、[実行]、[スタート]とクリックして行けば、Trimコマンドを発行してくれます。
数分かかると表示されているものの、うちのX25-Mでは数秒で終了でした。
Trimコマンドの前後でベンチマーク。
■Optimizer実行後
シーケンシャルな読み書きは誤差範囲なものの、ランダムライトが結構変化してました。
IntelのSSD使っているなら、常駐させてちょくちょく実行しておいた方がいいみたい。
Marvell製のSSD(のコントローラー)の場合、Trimコマンドは要らない、何て事もあるみたいなので、事前に確認できると良さそうです。
というか、メインPCはWindows XPからWindows 7にしないとなぁ…。
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