Androidは全機種、AOSSやWPS(Wi-Fi Protected Setup)には対応していないとばっかり思っていましたが、前回の「AndroidとAOSS(2) 対応している機種があった…!|ぽぽづれ」の記事のとおり、auのIS03なんかは独自にAOSSに対応している事が分かったわけなんです。
「AOSS勝ち組じゃん!Σ(゚ロ゚)o゙」とか思ったものの、NTT docomoのGALAXY SやらGALAXY TabではAOSSに対応しておらず、手動で設定する事に…。
WPSの方がインターナショナルな規格。WPSには対応している機種が増えて行く感じですかねー…。
とかションボリしていたら、最近のBuffaloの無線LAN親機の中にはWPSに対応している機種があるようです!
「メーカー独自規格であるAOSSを採用しておきながら、結局WPSも採用するなんて、負けを認めたのか?!」とか一瞬思っちゃいそうですけど、WPSとAOSSはまったく同じ機能のものでは無いので、むしろ「AOSSもしっかり搭載しておきながらWPSも採用するなんてやるなぁΣ(゚ロ゚)o゙」という感じです。
なんだかんだ言って、WPSは国際規格(って言っていいんだよね?)。海外製品とか幅広く対応しています。
一方、AOSSはBuffaloの独自規格なので、日本製品以外は対応が寒い状況です。
「んじゃ、全部WPSにしちゃえば?」という事になるんですけど、WPSはWi-Fiアライアンスが作った規格なだけに、セキュリティ的に死んでしまったWEP機器は残念ながら設定できません。具体的に言うと、NintendoDSはWPSを使ってWi-Fi設定は設定できませんΣ(゚ロ゚)o゙(笑)
一方AOSSはWEPにもWPAにも対応していて、繋がっている無線LAN機器を全部見ながら全機器が対応している暗号化やらを選択してくれます。
ただし、無線LAN親機配下にWEP機器があるとWPAに対応している機器もセキュリティの低いWEPになってしまいます。
少なくとも、うちで使っている「NTT Web Caster W100」では、その様な動作になっています。NTTのWebCaster w100は、BuffaloのOEM品の様でAOSSに対応しています。多分WHR-G54シリーズに近いけど11aにも対応しています。
とは言え、最近のBuffaloの無線LAN親機では「マルチセキュリティー」機能というやつで、WPAが使える機器はWPAのまま接続して、WEPでしか接続出来ないものはWEPで、SSIDを分けて同時に使えるようになっているようです。現行品では「モバイル用」、「ゲーム専用」、「スタンダート」以外のラインナップは「マルチセキュリティー」対応のようです。
って、無線LAN親機の話になってました…Androidの設定でした。
同僚の無線LANルーターは「Buffalo WZR-HP-G300NH」という事で、「WPS対応」「マルチセキュリティー対応」です。
っつー事で、Androidの「設定」→「無線とネットワーク」→「Wi-Fi設定」→「WPSボタン接続」→完了。
あっさり繋がったようです。
「Android買って、自宅の無線LANに繋ごうと思ったけど、AndroidにAOSS無いじゃん!Σ(゚ロ゚)o゙」って方、無線LAN親機の方にWPS機能が付いているか確認してみましょう。
コメント
更に、WEP側からWPA側への通信を禁止させる「WEP専用SSID隔離」設定。
http://buffalo.jp/download/manual/html/air1010/router/whrg300n/chapter70.html