AndroidでIME色々いじってみたシリーズ。
- オープンソースの「OpenWnn/nicoWnn」をベースとした、GORRY氏の機能アップ版との事。
- 設定項目が非常に豊富。縦・横画面でそれぞれ設定を別にする事も出来る。
- 名前の通り、12キーの時に「ニコタッチ入力」が選べる。例えば[か]をタップすると、[か][き][く][け][こ][A][B][C][2]が表示。2タップ目で入力出来る方式。「ニコ2タッチ」はキーが3段しか無いので画面が広く使える。
- 12キーのフリック入力の時はキーボードにガイドが表示されているので、タッチする前からどっちの方向にフリックすれば何の文字が入力出来るか分かり易い。
- 12キーで「かはかれふひ」と入力すると変換候補に「AMAZON」とか出てくる。[変換]では出て来ないので、変換候補をスワイプ(タッチしたまま、指をすべらす操作≒ドラッグ)して選べる。
- QWERTYも設定が豊富。ローマ字入力だけでなく、JISかな配列、かな五十音配列が選べる!これは凄い。キー配置も直交型/斜交型と選べて、前者はまっすぐ縦横に並ぶ代わりにキーサイズが少し大きくなり、後者は普通のキーボードみたいなキー配列だけど、キーサイズが少し小さい。斜め配置のキーボードは記号とかもこだわりの配置なんだけど、やはりキーが小さい…。DELL Streakとかタブレット型だと良いかも知れない。
- 設定で「フルスクリーンモード」にチェックを入れると、横画面の時に専用の入力領域が出ます。出さないようにすれば、入力してスクロールさせたりするのが手軽に出来るので、「候補表示の下を空ける」を空けなくするのも使い易そうです。
- 何よりも設定項目が多いのが強み。縦・横画面毎に設定を変更する事も出来るので、縦画面は「候補表示2行、かな漢字はフリック入力、英字はQWERTY直交表示」に、横画面は「候補表示1行、QWERTY斜交表示」とか設定出来ます。
- 「キーボードのデザイン」で「メタリック」にしたら、005SH/BKに非常にマッチ。これは良い…。(他のWnn系も大体同じデザインが選べる模様)
- 005SH本体の[変換]キーを押しても「次候補」が選択されない模様。候補表示からスワイプ&タップする分には問題なし。
- うちの環境ではたまに指を離しているのに押しっぱなしになっちゃう現象がしばしば発生。
- 当然ながら005SHの[文字 かな/英]キーとかには対応しておらず。[Shift]+[Space/変換]で文字種の切り替えは出来るが、直接数字入力が出来ない数字モードになったりと親和性は高く無い。
- ATOKが有料になったら大本命かも知れず。
- 作者多忙によりバージョンアップが停止中?
(5)へ続く。
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