AT3IONT-IとAT5IONT-Iを比較してみた

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 そんなこんなで、未だに購入マザボとか悩み中。
 まあ正直言うとこういうの悩むのも楽しいっちゃ楽しいんだけど、ここ近年は「組む楽しみ<<<安定稼働」なので、それなりに悩む。
 安定稼働&省電力&静音が今回のテーマです。

 とりあえず候補のマザボを2枚、比較してみる。
 奇しくもどちらもASUSTeK(アスーステック)製。
 「省電力CPU代表のAtom」、「(統合グラフィックスの中で)高性能グラフィックスのION」という条件から探したところ、このボードはでっかいヒートシンクが乗ってて、ファンレス。
 しかもどうやら「Stack cool 3+」という「マザーボードをヒートシンクにする放熱基板」という技術が使われているそうです。
 電源層に銅を使用して、マザーボード全体をヒートシンクにしちゃうそうです。それはそれでどうなのか分からないけど、凄そうです。

 まあ、比較比較。

  ASUSTeK AT3IONT-I ASUSTeK AT5IONT-I 
搭載CPU Intel Atom 330
1.6GHz
デュアルコア
ハイパースレッディング
TDP8.0W
 Intel Atom D525
1.8GHz
デュアルコア
ハイパースレッディング
TDP13.0W
 チップセット ION  NM10 express
 FSB 533MHz (667MHz)
 メモリ DIMM × 2 (Max 4GB)
DDR3 1066/800
Non-ECC
Un-Buffered Memory
Dual Channel memory architecture
SO-DIMM × 2 (Max 4GB)
DDR3 800
Non-ECC
Un-buffered Memory
Single Channel memory architecture
 拡張スロット  PCI express(x16) × 1 PCI express(x4) × 1 
 グラフィック NVIDIA IONSupport CUDA technology
Support PhysX technology
Supports RGB with max. resolution up to 1920x1440x32Bppx75Hz
Supports HDMI with max. resolution up to 1920x1200x32Bppx60Hz
Dual VGA output support: RGB & HDMI
NVIDIA 次世代ION
専用ビデオメモリ 512 MB
Support CUDA technologySupports DVI with max. resolution up to 1920x1200x32Bppx60Hz
Supports HDMI with max. resolution up to 1920x1080x32Bppx60Hz
Dual Display support: DVI & HDMI
ストレージ SATA (3.0Gbps/RAID0,1,AHCI) × 4 SATA(3.0Gbps/AHCI) × 2
LAN Gigabit LAN PCIe Gigabit LAN 
オーディオ ALC887 5.1ch ALC887 7.1ch
DTS Surround
USB 内蔵:USB2.0 × 4
バックパネル:USB2.0 × 6
内蔵:USB2.0 × 2
バックパネル: USB3.0 ×2/USB2.0 ×2
 ASUS独自機能 ASUS CrashFree BIOS 3
ASUS EZ Flash 2
ASUS MyLogo 3
ASUS Express Gate
Home Theater Gate
Stack Cool3+
AI NET2
ASUS Q-FAN
ASUS CrashFree BIOS 3
ASUS EZ Flash 2
ASUS MyLogo 2
Express Gate
Home Theater Gate
Stack Cool3+
AI NET 2
 バックパネルI/O D-Sub × 1
HDMI × 1
PS/2 Keyboard × 1USB2.0 

× 6
RJ45 port × 1
6Channel Audio I/O
S/PDIF Out × 1
 

 

DVI  × 1
HDMI × 1
PS/2 Keyboard × 1
PS/2 Mouse × 1
USB2.0 × 2
USB3.0 × 2
eSATA × 1
 RJ45 port  × 1
6Channel Audio I/O
S/PDIF Out × 1
 内部I/O USB2.0接続端子 × 4
SATA × 4
Chassis Fan connector & controller × 1
CPU Fan Connector & controller × 1
Power Fan connector × 1
Front Panel connector × 1
High Definition front panel audio connector × 1
24pin Power connector × 1
COM header × 1
USB2.0接続端子 × 2
SATA × 2
Chassis Fan connector & controller × 1
CPU Fan connector × 1
PWR Fan connector × 1
Front Panel connector × 1
High Definition front panel audio connector × 1
24-pin ATX Power connector  × 1
 特徴など(※私見)
  • Atom230のデュアルコア版のAtom330搭載。
  • メモリはデスクトップで一般的に使われるDIMM。デュアルチャネルなので、同容量を2枚組で使うと高速アクセス。
  • USB2.0だがバックパネルに6ポート。内部4ポート分(コネクタ2個)。
  • SATA内蔵4個。ケースによってはHDDを3機以上搭載する事も考えられる。
  • PS/2マウスポートは無いので、マウスにUSBを1ポート使用。
  • それでも5.1chサラウンド搭載。
  • VGA端子。
  •  グラフィック機能とメモリ管理機能がCPUに統合→D4xx/D5xxシリーズ。DDR3対応→D425/D525。デュアルコア対応→D525。
  • メモリがノートPC用のSO-DIMMなので注意。シングルチャネルなので、2GB×1枚でも1GB×2枚でも速度は変わらず。メモリチップ16枚の物は使用出来ないそうなので注意(BIOSアップデートで対応との事)。
  • D525の仕組み上、IONはチップセットでは無く、GPUとして搭載。そのためグラフィックメモリが独立。(高速になる要素もあるし、低速になる要素もあるし、消費電力にも影響しそうな要素ではある。トータルでどっちに転んでいるのかは謎…)
  • SATA内蔵2ポートなので注意。HDD1機&光学ドライブ1機で埋まる。
  • USB3.0搭載。
  • 7.1chサラウンド搭載。
  • バックパネルにeSATA。
  • DVI端子。

 まあ、こんな感じで。
 AT5IONT-IはUSB3.0とか、7.1chサラウンドとか、好奇心をくすぐる機能が搭載。
 でも、好奇心をくすぐる機能は今回不必要なので、色々考えてAT3IONT-Iでいい、かな。いい、よね?

 さてさて、Atom330よりAtomD525のTDPは高いけどチップセットからグラフィック機能が統合されているため。
 標準のチップセットと組み合わせると、ATom330(TDP8.0W)+945GC(TDP22.2W)+ICH7(TDP3.3W)=TDP33.5W、AtomD525(TDP13.0W)+NM10(TDP2.1W)=TDP15.1W。
 IONが絡むと、Atom330+ION(TDP12.0W)=TDP20.0W、AtomD525+NM10ION2010(TDP??.?)=TDP??.?。

 ちなみに、TDPって消費電力みたいなもんかと思ってたら、違うみたいだね!Σ(゚ロ゚)o゙

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