今日は秋葉原で「オリゲーフェスタ☆68」が催されている模様。
イベント名通りX680x0ユーザーが中心となった展示・販売会みたいな感じ。
10年前以上に生産完了になりつつも、SHARP公認でOS、BIOS等が無償公開され、エミュレータ上でも生き続けている。
凄いよね、ユーザーのパワーって。
過去のPCはほとんど処分してしまっているものの、MSX TurboRと、X68000初代は未だ捨てられずにいる。場所があればX68030もX68000XVI Compactも取っておきたかったんだけど・・・。
思い起こせば小学校2年、初めて自宅でパソコン(当時の通称はマイコン)に触れる事となる。機種は「SHARP MZ-700B」、データレコーダ(カセットテープデッキ)内蔵モデル。父親の物だったけど。
電源を上げるとまずはモニタ(数種類のコマンドを実行したり、メモリダンプが取れる。)が起動。何をするにも、カセットテープをセットして、「L」コマンド(ロード)をして、ピーガー鳴るのを数分待たないといけなかったのは良い思い出。
たまにはマイコンBASICマガジンやらポプコムやらに載っているS-BASIC用のプログラムを入力しては遊んでた、かな。
小4で「ひーとーびとーの、ヒットビットー♪」のCMで有名(?)な、「SONY HiTBiT HB-101」でMSXを買って貰い、初めてのMyパソコン。しばらくはゲーム専用機となる。
たまに雑誌でプログラムを入力しても、データレコーダが無いため、電源切るとクリアされる運命。
小5でデータレコーダを買ってもらい、遊ぶためにプログラムを入力、毎日入力しているから、自然にアルファベットとキー配列を覚えたり。MSX-BASIC用のプログラムを入力するものの、気付いたらプログラムが読める事に気付く。
友人の影響でPEEK命令とPOKE命令を半泣きしながら覚えたのは良い思い出。
中2で「Panasonic FS-A1 mk2」。MSX2規格。
Z80(というかMSXの)アセンブリ言語を覚え、友人が依頼してきたパーツを組むように。
カーソルキーとスペースバーでポチポチ、ドット絵描いたり。テレビにサランラップ貼ってラップスキャンしたのは良い思い出。
当時4~5万円するフロッピードライブを持っている友人が羨ましかった。
中3で「Sony HB-F1-XDJ」。 MSX2+。
憧れの2DD-FDD搭載機!!アクセスめっちゃ早い!!Σ(゚ロ゚)o゙
しかもFM音源(MSX-MUSIC)内蔵とか!!PSGより深い音が出るよぅ!Σ(゚ロ゚)o゙
高2で[SHARP X68000 CZ-600C」を父親が知り合いから譲り受けてくる。ヒャッホーイΣ(゚ロ゚)o゙
40MBのSASI接続のHDDも貰ったんだけど、しばらくして故障。修理代6万円は高校生には出せず断念。しばらくFDD生活に。
X-BASIC覚えて、アセンブリ言語覚えて、ほぼ毎日がプログラミング。完成品を作る事は目的じゃなくて、プログラミングする事が目的(笑)
パーツ(サブプログラム)ばかり出来上がる毎日。
就職して、一人暮らしをして、自分で電話回線を引いたらパソコン通信を初めて、ついでに草の根BBSのホストも立ち上げ。ネットを通じて、本職プログラマに、オタクから暴走族さん、弁護士さんまで友達になったのは良い思い出。
動作周波数10MHz、メモリ2MBのパソコンが10万円以上とか、100MBのHDDが10万円とか、ISDNやらテレホーダイとかで64kBPSの通信費が月1万円近くとか、いやあ天国でした。
何だかんだで、7~8年間はX68k一色でしたなぁ。
とか何とか書いたケド、X68KはPC人生の中で一番「何かした」パソコン。
X68Kシリーズよりも先に高校でPC98とか使ったけど、やっぱりMSXシリーズとX68Kシリーズに出会って無かったら、こんなにパソコンにハマってなかっただろうなぁ。と思う。
なんか色々思い出して来た・・・フェスタ☆68・・・行きたかったなぁ(泣)←行けよ(笑)
コメント
MZ-700シリーズのデータレコーダ内蔵の型番は「MZ-700B」じゃなくて「MZ-721」でした(^-^;